カーテンコールうんざり

【今だから書けるここだけの話】ここがヘンだよ!日本のミュージカル | いつまでも長引くカーテンコールには正直ウンザリ!

ここだけの話 長文読みもの

【日本のミュージカル】いつまでも長引くカーテンコールには正直ウンザリ!

更新日:

 

みなさんこんにちは!禁断(@J_kindan)です。

さて大好評シリーズ第3弾、いきます。「今だから書けるここだけの、ちょっとアレな話」です。

 

前回記事:劇団四季の前日予約のコツ全手法

 

今回は「日本のミュージカルって、ここがヘンだよ!」という、これまたアレなお話です(笑) 袋叩きものだぜ、これまた……

まず、大前提として、日本のミュージカルファンは、観客マナーがとても良いです!

それは、ロンドンの超有名ミュージカル(オペラ座やレミゼ)の観客マナーはあまりに酷いから、余計にそう感じます。普段観劇に慣れていない観光客が各国から集まるから、というのが最大の理由だと思われます。(私はブロードウェイには行ったことがないのですが、ブロードウェイでも観客マナーはよろしくないようです。特に超有名系ミュージカルは)

私は韓国にミュージカルを見に行くことが年に数回ありますが、韓国は意外にもマナーが良いです。
日本みたいに行儀よく、背筋を正してビシーっという感じではないけど、でも近いものを感じます。
ミュージカル慣れしたコアなファンで支えられているんですね、あちらも。
韓国では観劇中に嫌な思いをしたことは、殆どありません。

 

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日本のミュージカルのカーテンコールはなぜ何回も繰り返されるのか?!しかも回数が多すぎる!!:日本のミュージカルに多い暗黙のお作法

さて我が日本では、観劇時の暗黙のお作法的なものが色々と存在しますよね!

例えば、劇団四季。

四季を観劇するお客さんは、曲が最後まで鳴り止んでから0.5~1秒程の間を空けて拍手をする…という暗黙のルールがあるように思います。なんとなく、そんな風にしないといけない雰囲気がありませんか? 四季をご覧になるみなさん、どうですか? なぜだかはわかりませんが、私も四季を見るときはそのようにします。それに慣れているともいいましょうか。

逆を返せば、あまりにフライングで拍手をしたり、ヘンなタイミングで拍手をすれば目立ちます。また、あからさまな先導拍手は、場合によってはウザかったりもしますね(笑)

でも、この0.5~1秒というのを測りすぎてしまい、拍手が一切ないままナンバーが終わってしまうこともあって、その時は寂しいです。拍手するの私一人だけ。ということもまぁあります。

また、宝塚ではトップさんの登場や見せ場の度に拍手が鳴ります。

帝劇のミュージカルでは、特にビッグナンバーやクライマックスシーンで、音楽がまだ鳴り止んでいなくても、拍手が先に沸き起こったりする場合が多いように思います。各会社によって色々違いがあるんですね。

もちろん拍手をするのは演者やオーケストラや制作者に対して、最大の賛辞の表れですから、それ自体を否定するわけではありません。

でも、「ちょっとその拍手、しつこくない?」 というのが今回のお話です…

 

しつこすぎるカーテンコールの拍手

 

それは、カーテンコールの拍手です!

 

何回も!長い!しつこい!!

 

 

 

特に…劇団四季!

 

めっちゃしつこいです!!

 

ごめんなさい。

 

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あまりにしつこすぎる四季のカーテンコール

いや、私も四季しか見ていなかった時代は 、「今日も頑張って拍手を続けて、○回も出てきてもらったぜブフォ」という、妙な達成感に浸っていたことがあるんですけど(笑)。手がジンジンに腫れ上がるまで叩いていましたよ、ええ。

でも、今となっては、

そんなに何度も出てきてもらう必要ありますか?

ということなんですよ!

 

海外ミュージカルのカーテンコールはあっさりと

例えばロンドン。例えば韓国。おそらくブロードウェイも。

カーテンコールは決まった数しか出てきません。大体1~2回です。
カーテンコールはあっという間に終わり、オーケストラがチェイサーの音楽を奏で始めたら、観客はさっさと劇場から出ていきます。

現在東京で上演中のミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』もカーテンコールはアッサリ終わるそうです。スタンディングするならお早めに!

ちなみにオーケストラの音楽を最後まで聴いているのは、一部のミュージカルマニアのみです(笑)。

でも、さっさと帰るからと言って、先ほど見たミュージカルの感動は薄れるわけでは決してなく、皆さん余韻に浸り、嬉しそうに「良かったね!」「アメージング!」などと話しながら、劇場出口に向かっています。

あちらでは、イブニング(ソワレ)の開演時間は19時半とか20時とか、結構遅い時間から始まるので、終演は23時をまわっていることが多く、早く帰らないと帰宅できない人が殆どだからかもしれません。

また、終演後はステージドアでキャストにサインを貰ったり、一緒に記念写真を撮ってもらったりという場がありますから、早めにそこに向かう…という選択をする人もいます。

四季は基本ステージドア(出待ち)はないので、余計に、ですかね

できるだけ長くひきとめて、何度もキャストの笑顔を見たい。何度もキャストにバイバイをしてもらいたい。長引いて、終わりそうにない場合に出てくる特別バージョン(タガー締めとかグリザ締めとかユダ締めとか)を見たい!

そんな思いで、ついつい拍手を続けてしまう気持ちはよーくわかります!私もかつてそうでしたからね(笑)

でも今となっては、自然に続く拍手ならまだしも、

無理やり感満載な長引かせ拍手は滑稽に見えるし、正直もうウンザリなんですよ。

 

無駄な対策だった「終了しました」アナウンス

かつて劇団四季は、カーテンコールの拍手が熱狂的で長引くので、それをどうすれば長引かないようにするのか、対策を講じていた時期がありました。

青山弥生さんのアナウンス(テープ)で、「本日の公演は終了いたしました。どうぞお気をつけてお帰りくださいませ」というのが流れるのです。これは、キャッツの横浜公演などで聞いたことがある人もいるでしょう。

今までそんなアナウンスが流れたことがないので、最初に聞いた時は驚きました。
で、これを指示していたのは間違いなく、元代表の浅利慶太さんです!

浅利慶太さんは現在、独自に新しい活動をされています

 

「春のめざめ」千秋楽事件とは

なぜなら、これは、「春のめざめ」東京公演初演の千秋楽の時の話になります。

その日は千秋楽ということもあって、あまりに熱狂的なカーテンコールが続き、キャストの登場が10回を超えてもなお拍手が鳴り止まず、その後も何度も何度もキャストと演奏者がエネルギッシュに、何度も何度も舞台に飛び出してくれていました!

千秋楽の本編はそれは素晴らしく、開幕当初はあんなにさむかった舞台がどんどんブラッシュアップされて、どんどん熱く進化していくのを見に行くたびに感じていましたし、こんな素晴らしい作品を終わらせるなんてもったいない!四季はなんてもったいないことをするんだバカヤロウ!というくやしい思いもあり、私もステージシートから出来る限りの力で拍手を続けていました。

それはもちろん、自然に続く熱狂的な拍手だったのですが、私、目撃してしまったんです…!

ステージシート(舞台の上です)からふと客席の方を見渡すと、客席の後ろで浅利さんが青山弥生さん(ラフィキやアースラ、初代メグ・ジリーの青山さん)に、何やら指示をだしているんです。

浅利さん、めっちゃキレて怒ってらっしゃいました。

青山さんは、「ハイ!ハイ!」と何度もうなずいていました。元代表はそれはご立腹の様子で、青山さんに「行け!」とばかりに指をさしていて、青山さんはまた「ハイ!」といって、ピューッとドアから出て行ったんです。

私は、「なんだろう」と思ってその様子を見ていたのですが、その後、妙な現象がおきました。

なんと!客電を含む全部の照明が消えたんです!スーッとゆっくりと。何の説明もなく(笑)

真っ暗になった自由劇場は、一瞬で静まり返りました。まったく意味がわかりません。暗闇で何も見えないんです。「え? え?」という声も聞こえていました。

そしたら、またパッと全部の照明がついたんです!(笑)

当然、また大歓声と拍手に包まれ、キャストもまた飛び出してきてくれました。その後も何度も何度もカーテンコールは続きました。

みんな喜んでいるのに、一人だけあの劇場で怒っていた人は浅利慶太さんだけだったんです!笑

おそらく浅利さんは青山さんに、「何とかしろ!(早く終わらせろ)」という無茶な指示を出したのでしょう。焦った青山さんは、「電気を消したら皆帰るだろう」という判断をされたのだと思います。でも、逆効果でしたね。

あの時から浅利さんは「春のめざめ」を嫌いになったのかな笑

翌年の東京再演のイベントで、舞台監督から、「(初演の)千秋楽で謎の「客電消せ」指示が出て現場はパニックになった」という話が出た時には思わず爆笑してしまいましたよ!
私は見てましたからね、一部始終を。

 

キャッツではアナウンスを無視する観客

横浜のキャッツではその後、「本日の公演は終了しました」アナウンスが流れても、それを無視して拍手を続けるという現象が起こり、結局キャストがそれに応えるかたち出てきてくれていましたね。
なので、今はもう「終了」アナウンスはどこにも流れないと思います。まぁようするにそんな小細工をしても効果はないということです。

そう、結局は拍手が続く限り出てきてくれるから余計に、何度も出てきてもらいたい!という気持ちになるんですよね~

舞台の出来不出来に関わらずとにかく拍手しまくる

これは人によって感想が違うと思いますが、「オペラ座の怪人」日本版25周年記念公演では、「なぜこんなしょっぱい舞台に拍手が続くんじゃ。なぜスタンディングになるんじゃ」って、思いましたからね、私は。

拍手が長くなりそうだったから、途中だったけど、さっさと劇場を出て行きましたよ。佐野怪人は大好きだけど、あの日は佐野さんで初めて泣けなかった。25周年でこれはないよね…って。まぁ、佐野さんが悪いとは思いませんが。

それから四季のオペラ座はもう見ていません。四季は25周年のYouTubeを一切出してませんよね。いつもなら出すのに。あんなの世界に発信したらRUGから版権取り上げられるレベルでしょう。だから出さないというよりは、出せない。

あと、四季じゃないんですけど、最近見た「ファントム」はツッコミどころが多すぎましたし、最後にスタンディング・オベーションになっている意味がわかりませんでした。城田くんのことは好きですけどね。舞台と演出が残念すぎだったです。

25周年の悪夢から数年経ち、久々に四季オペラ座見に行きました


作法をこえた儀式化に

四季だと最近は、「ジーザス・クライスト=スーパースター」の全国ツアー、大阪狭山公演を見にいきました。全国ツアーらしく熱い舞台で良かったのですけれども、やっぱり最後の長引く拍手がウンザリだったなぁ…

2階席に座っていたんですけど、普段四季の公演を見ない一般のお客さんは、もうぞくぞくと席を立っていってましたからね。

なんかもう【作法をこえて儀式化】していませんか? この無理やり拍手(笑)

 

解決策はステージドア解禁?

で…

解決策になるかどうかはわかりませんが、四季もステージドア(楽屋口)対応を解禁したらどうでしょう。帝劇や宝塚では、やってますよね。宝塚のはかなり特殊なようですけど。

いくら手から血を流して拍手を続けようが、カーテンコールは2~3回でピッタリと終わらせる。
チェイサーの音楽を流したら、そこからは一切出てこない。緞帳もあけない。

でも、その後は楽屋口でのお楽しみがあれば、もの足りないファンはそちらに移動してキャストと触れ合う場を設ける…

という案はどうでしょうかね?

もちろん、そこはそこで色々ルールは決めないといけないでしょうけど(人気俳優には誘導係員をつける。写真はNGだけどサインはOKなど)、一度検討してみてはいかがですか? 吉田社長!

って、四季の社長はこんなブログ、見ないか(笑)

私は初めてのロンドン観劇では、カーテンコールがあまりに短くて、スタンディングをするタイミングを逸したことがあります。最初は、四季ので慣れていた分、「短すぎる!」と思いましたけど、今ではそっちに慣れて、「素晴らしい!」と感動した場合はさっさとスタンディングをします。

あちらではカーテンコールの回数は少ないから、立つ人はさっさと立つんですよ。

なぜ、長引く拍手に苦言を呈するか。ということですが、やはり、

最後に「カーテンコールを長引かせて満足する」という行為は、本来のミュージカル観劇の目的とは違う

と考えるんです。私は。

やはり、本編での舞台内容が全てですから、カーテンコールなんてあくまでもオマケですよね。
舞台の内容はそっちのけで、最後にどんだけ出てきてもらったかを競うようなことをしても、何か虚しくないですか?

何回も出てきてくれたから、惰性でスタンディング・オベーションをしていませんか?

本編の内容が良ければ、もちろん大きな拍手をすればいいし、スタンディング・オベーションで称えるのもいいと思います。でも、それはもう短く、濃く、ささっと終わらせる。その後は本編の余韻に浸りながら電車に揺られて帰るもよし、一杯飲みに行くのもよし!ですよ。

ステージドア対応があるのなら(現状の四季は禁止ですが)、そこに行って、キャストに直接感動の言葉を述べたっていいですよね。

時間がもったいない。ですよねー、あの長引く時間って。

ほら、すぐ席を立てばいいんですけど、通路側の座席ならさっさと出られますが、中に入ってしまうとどうしても最後まで付き合わないといけないじゃないですか。

時間は有意義に使ったほうがいいですよ。って、観劇をしている時点で数時間つぶしていますけどね(笑)。

カーテンコールの要請はほどほどに切り上げて、ぜひ、舞台本編の余韻にじっくりと浸ってみてはいかがですか。そのほうがずっと効率的だと思いますよ♪ あと健康的!笑

みなさんは今回のお話、どう思われますか?
色々と意見はあると思いますので、ぜひ聞かせてくださいね!

私が四季の企画だったら、アレですね。
ステージドア対応をチケット制にして、一儲けを企てますね!(←結局袋叩き 笑)

 

次の「今だから書けるここだけの話」はこちら!

『音の小さいミュージカルなんて魅力も迫力も感動も全部半減だ!!』

 

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この記事を書いた人

禁断J(禁断先生)

観劇ブロガー/オペラ座の怪人専門家。劇場で「禁断さん」と呼ばれるのは恥ずかしいですがもう慣れました。
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