レ・ミゼラブルイメージ大砲

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観劇レポ:東宝・帝劇 帝国劇場 清水彩花 レ・ミゼラブル

帝劇レ・ミゼラブル 清水彩花コゼットに大泣きさせられた夜 感想

更新日:

 

レ・ミゼラブル本日の出演者 #lesmis_japan #lesmiserables #tokyo #musical

禁断J (禁断先生)さん(@kindan_jurun)が投稿した写真 –

 

前回記事:帝劇レ・ミゼラブル予習復習に最適なCD/DVD/マンガ厳選6選

みなさんこんにちは!禁断 @J_kindan です。

帝国劇場のミュージカル『レ・ミゼラブル』を観劇してきました!噂のコゼットさん!見てきやしたぜ!!

 

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帝劇 レ・ミゼラブル 観劇レポ 噂の清水彩花コゼット見てきましたぜ!泣かされましたぜ!千穐楽間近の熱い帝劇レミゼを体感してきました

先日(2015年5月29日)は 帝国劇場のミュージカル『レ・ミゼラブル』を観劇しました。同日昼公演は 劇団四季の新作 アラジンを観劇しまして このレミゼ とのマチソワとなりました。

アラジンは初見で、評判はとても良かったものの実際に自分でみないと判断がつかない状態でしたが、想像していた以上に良かったのです。ですから、もうアラジンの余韻で胸がいっぱいのまま帝劇へ移動しました。

 

でも、ちょっとした不安がよぎりました・・・「このあとのレミゼは大丈夫かな」と。

なんせ レミゼたるや観劇後の疲労感ったら尋常ではないのです。ええ毎回。これはやはり、それほど集中して見るから・・・ということ。そしてやはりその”テーマ”ですかね。レ・ミゼラブル の壮大感というか重量感というか、もうとにかくそのスケールに圧倒されるのです。

 

レミゼの観劇は その作品のパワーを浴びすぎてものすごく疲れますが その分、終演後には充実感で体中が満たされるんですね。だから辞められんのですわ…見るのをね!!

で、実際に観劇してみてどうだったかと言うと、帝劇公演の千穐楽間近ということで、全キャスト皆熱く演じていて、とても感動したんですよ。

 

今回注目したのは新コゼット役の清水彩花さん

さて今回注目したのは 今回2015年公演からデビューとなった 新コゼット役の清水彩花(しみず あやか)さんです。今回初見でした。

この方ネットの劇評で ものすごく評判が良いんですよね。「すごいコゼットがあらわれた!」と、ご覧になった皆さんが口を揃えておっしゃるんです。

 

私は 極端に言えばバルジャンとジャベールだけ見に行っているようなもので、たまたまその見に行った日に配役されたコゼット(コゼットだけでなく他の役も)を見る という感じなんです。

だから、コゼットの人が誰であろうと良かったんですね。基本的には。

 

今回の帝劇公演は3回見にいきましたけれども マダム・テナルディエは3回ともモリクミさんでした。なんて確率!コゼットは、これも偶然ですが3名とも拝見できました。うーん、これも凄いね。

で、ですよ。

 

この清水彩花さんのコゼットは、もう次回から絶対に選択肢に入れたい…いや、絶対に入れる!!と、そんな人になりました。

これから熱く語りますので、どうぞ最後までお付き合いください。

 

コゼットはワガママ娘なのか、いや違った

コゼットってね・・・なんか、ワガママ娘だと思っていたんです。

テナルディエ一家に虐待をされていた幼少期(リトルコゼット)ではなく、バルジャンに愛情たっぷりに育てられた後の 少女になってからのコゼットね。

 

なぜだろう。同じ歌詞で同じ歌の筈なのに、彩花さんは演じると、まーーったくそんなことを感じなくなります。

ほら、私普段は オペラ座の怪人 のファントムキャラで売ってるじゃないですか。でも レ・ミゼラブル の上演期間中は、市長(バルジャン)キャラにチェンジするんです。

 

えっと、結構どうでもいいことなんですが、それだけ入り込んでいる、という話です。

でですね。やはりこのコゼットがワガママ娘というのはもうバルジャンの気持ちにたってみたら、こう思うわけですよ。

 

「あぁ、やっぱり実の娘じゃないから私の気持ちは伝わらないのかな」「ちょっと甘やかし過ぎちゃったかしら…」

なーんてね。なんか辛いんですよね。やはり娘に嫌われるというのは。。。

 

だってマリウスとキスした後、二人は裏庭に消えちゃうじゃないですか。残されたエポニーヌがかわいそうな、アレね。

私、もう絶対二人は裏庭でセックス(か、それに近いこと)をしているんだと思っていたんですよ。他のコゼットなら絶対そうだと思ってたし、そう見えた。

 

でもね、彩花コゼットはそんなことはしない絶対。きっと楽しそうにマリウスとお話しているんだ~。だって、純心で純粋なコゼットだからね。彼女の場合は。

 

ただ歌うだけでなく、台詞風にも

彩花コゼットは、歌が台詞風になるのが良いのだと思います。「不思議ね、私の人生は…”はじまった!”そんな感じ」

この ”はじまった!” が台詞風になるんです。うーん、この技法というかテクニックというか、海外のキャストはこういった歌い方をよくします。

 

そのキャスト(が演じるキャラクター)に感情移入できるのは、こういったちょっとしたテクニックが、あとからジワジワ効いてきます。この ”はじまった!” の場合だと、もう笑顔でウッキウキしてたまらない、もうそんな表情で演じています。

 

コゼットの歌は難しい

コゼットのパートってね。やはりレミゼ唯一のソプラノということもあって、かなり難易度は高いのです。(もちろんレミゼの場合は、どのパートも難しいですが)

だから他のコゼットさんの場合は うまく歌おうとして、演技よりも歌に集中してしまい どちらかといえば演技は二の次になっちゃうのかなと。

 

だって、コゼットってバルジャンを責めているようにしか見えなかったですもん。ワガママ娘のパターンだとね。でも彩花コゼットは全然違います。

綺麗な高音でしっかりと音程を捉えて歌いますし、少し柔らかめな歌声で、その綺麗なお声にもうウットリなのです。綺麗に歌っているのに、しっかりと自然な演技ができているのが 彩花さんのコゼットです。

 

清水彩花さん自身がコゼットなんじゃないか と錯覚するほど自然な演技力と表情

バルジャンが外出先から帰ってきます。まずこの時点で、他のコゼットなら嫌そうな顔をするんですよね。「あ、パパかえってきちゃった」的な。

彩花コゼットは全然そんな表情はしません。

 

そしてバルジャンの歌(話)を聞く彩花コゼットの表情よ!

「お前、寂しい子よ…いつも、哀しそうだ」(バルジャンを見て首を少し横に振る)

「私にできることなら、満たしたいけど」(バルジャンを見て首を横に振る)

「家族はただ一人、私だけだから…」(バルジャンをしっかり見て、大きく首を横に振る)

 

この段階を踏んだ首振りですよ。バルジャンは、コゼットの事を「さびしくてかなしい子」だと思っているんです!でも彩花コゼットは「パパ、全然違う。私パパにとても愛されて育てられて、本当に充たされているわ」と言いたげな首振り。

もうこの時点で泣くわ。

 

清水彩花コゼットはパパ大好き

これはパパを否定しているのではない。パパを安心させたい一心で、一生懸命にそれは違います!ということを優しくアピールしているのです。本当にパパ大好きっ子な彩花コゼット!!

もうワシ、本当のパパやったら絶対号泣パターンにもってくるのです。なんてエエ子!彩花コゼーーーッツ!!!!

「お願いー」から、パパの目をしっかりと見て、両手でパパの手を握っていましたからね。
おお彩花コゼット!!ワシの手も握っておくれっ!!!!

 

えーコホン。

もう聞いていた評判通りね。この1幕のパパへの愛情が痛いほど伝わってきて、もう号泣までいかないけど、結構目から水が出てましたぜ。早速ね。

 

彩花コゼットの真骨頂はエピローグにあった

で、やはり真骨頂と言われるエピローグですよ・・・もうね、ちょっとあまり憶えていないんですけど。いや、しっかり見ておかないといけないのに、もう最初から涙が止まらなくて、途中から全然見えなくなっちゃったんですよね。

ちくわぶさんのブログによると 彩花コゼットは最後、バルジャンにキスをするそうなんですけど 私が見た時はしてなかったかな。

 

 

でもね、超ヤバかった。もう最初からこれはヤバいと思ったのは、コゼットの出だしである「パパ、パパ」から。

コゼットは結婚式を途中で切り上げて 走ってバルジャンの元にやってきたんですよね。だから、もう息は切れ切れなんですよ。走ったから。でも、居なくなってしまったパパを心配して、声を振り絞って、優しい声で、「パパ、パパ」なんです!!!!

 

わーんもうその時点でヤバイやん!!

「”大丈夫?” どこにいたの」の、”大丈夫?”はまた台詞風に・・・もうアカン。

 

「”生きて”、”パパ”、生きるの」パパの手を両手でしっかりと握り、首を何度も振って励ます彩花コゼット。

 

そしてバルジャンはコゼットに手紙を渡そうとします。しかし彩花コゼットはなかなかその手紙を受け取ろうとしません。ずっとパパに教えてほしいとお願いしていた「知らない過去」のこと。

その手紙には、きっとそのことが書いてある。パパはかつて「それは神が教える」と言っていた。ということはパパ、もう神様になっちゃうの…

とでも言いたげな、とても困惑した表情に。。。

 

「お前は、愛した母が、預けた子だ。私は、父じゃない」と、息も絶え絶えにコゼットに告白するバルジャン。

彩花コゼットはここでも一生懸命に大きく首を振って、「本当のパパじゃないなんて関係ないし、誰がなんと言おうとあなたは私のパパよ」と、応えようとします。

 

バルジャンがご臨終。彩花コゼットはヘナヘナっと床に座り込み、しばし呆然とします。

後ろからマリウス。マリウスはコゼットを優しく抱きますが、まだ呆然としたまま。そしてようやく、マリウスの腕に抱かれるように、コゼットは泣き崩れるのです。

 

その後、パパからの手紙を読み始める彩花コゼット。頷きながらその手紙をしっかりと読みます。

やがて手紙を読みながら笑顔に…

 

パパからのジョークでも書いてあったのでしょうか。もしくは微笑ましいエピソードでも書いてあったのか。笑顔でその手紙を読むのです。

 

で、その読み終わった手紙を大事そうに便箋に入れなおし、そっとその手紙にキス・・・・・・

 

グオォーーーーー!!!!

泣くーーーー!!!!(いやもうずっと泣いてるけど)

泣くわーーーー!!!!

そんなんされたら絶対泣くわーーーーーー!!!!!!

 

 

もうね、このシーンでは彩花コゼットをずーっと見てたので、福井さんのバルジャンが司教様にどんな感じで挨拶するのかとか、全部見逃しましたもん!!

いや、見逃して良かった。じゃないと、その「手紙キス」を見逃していたかもしれないから…

 

あれ、手紙キスってコゼットのデフォですか? いつもここバルジャンばかり見ていたから、わからない。

残念ながら「バルジャンの頬にキスをする彩花コゼット」は見られませんでしたが、これ、実際に見せられていたら、もう絶対に放心状態になっていたな!!

 

こんなのマジでやばすぎでしょ。いいんですか、こんな凄いコゼットさんが出てきちゃって・・・

 

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清水彩花さんのコゼットはホンマにめっちゃ素晴らしかった!:まとめ

いやー!!実に素晴らしいです。評判通り、いやそれ以上に!!超良かった、清水彩花さんのコゼット!帝劇で駆け込みでも見られて、本当に良かった。

まさか、コゼットにこんなに泣かされる日が来るとはね。

 

次回公演(2017年)では、もう絶対に彩花コゼット中心にチケット買いまくりますよ!私の思い描くコゼット像を大きく書き換えてくれた清水彩花さん。本当にありがとうございました。

また、清水彩花コゼットの評判をしっかり書いて伝えてくださった ネット上の皆さんにも、大いに感謝いたします。こういう繋がりがあるから観劇もネットも辞められないんですよね~。

 

大阪公演でステージドア行っちゃおうかな~普段は滅多に行かない人なんですけど、この思いを直接ご本人に伝えたいな、と。そんな風にまで思わせてしまう俳優さんなんて なかなか巡りあいませんからね。(結局恥ずかしくて一度も行きませんでした)

ステージドアではファンに、「コゼットは光」と言ってくださるそうですよ、清水彩花さん。いえあなたこそ「光」です!

 

 

 

帝劇『レ・ミゼラブル』2015年5月29日夜公演のキャスト

ジャン・バルジャン  福井晶一
ジャベール  川口竜也
ファンテーヌ  里アンナ
エポニーヌ  昆夏美
マリウス  原田優一
コゼット  清水彩花
テナルディエ  萬谷法英
マダム・テナルディエ  森公美子
アンジョルラス  上原理生

ガブローシュ  松本涼馬
リトル・コゼット  上山りのん
リトル・エポニーヌ  新井夢乃

指揮 若林裕治

 

彩花コゼットのキスをついに見た!次の記事はこちら!

梅芸レ・ミゼラブル 清水彩花コゼットで泣き吉原光夫ジャベールに震えた熱い大阪公演

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この記事を書いた人

禁断J(禁断先生)

観劇ブロガー/オペラ座の怪人専門家。劇場で「禁断さん」と呼ばれるのは恥ずかしいですがもう慣れました。
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