帝劇レ・ミゼラブル2015プレビュー公演 最強解説観劇レポ

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レ・ミゼラブルラストシーンイメージ燭台テーブル

レ・ミゼラブルラストシーンイメージ燭台テーブル

 

レ・ミゼラブル本日の出演者

禁断J (禁断先生)さん(@kindan_jurun)が投稿した写真 –

前回記事:ミュージカル『レ・ミゼラブル』、2015年版を見ておいたほうがいい7つの理由

 

みなさんこんにちは!禁断 @J_kindan です。

今回は、帝劇『レ・ミゼラブル』2015プレビュー公演の観劇感想レポを書いていきます。

 

ナンバーごとに詳細に解説する、「最強観劇レポ」シリーズです。途中、私オススメの見どころシーンは ※禁断的見どころシーン と強調しておきますので、どうぞ注目してみてくださいね。

 

『レ・ミゼラブル』 プレビュー公演 帝国劇場 2015年4月16日のキャスト

ジャン・バルジャン  ヤン・ジュンモ
ジャベール  鎌田誠樹
ファンテーヌ  里アンナ
エポニーヌ  平野綾
マリウス  海宝直人
コゼット  磯貝レイナ
テナルディエ  萬谷法英
マダム・テナルディエ  森公美子
アンジョルラス  野島直人

ガブローシュ  松本涼真
リトル・コゼット  陣あいり
リトル・エポニーヌ  加藤希果

指揮 若林裕治

着席:1階U列17番

 

プロローグ

『レ・ミゼラブル』のオーバーチュア、
「ジャ、ジャーン!チャッチャチャー!ジャ、ジャ、ジャ、ジャ、ジャーン!!」
で、早くもウルウル。
今回オケ音がかなり良質に聴こえるので、感動増幅です。

 

囚人の歌  “Work Song (The Chain Gang)”

「ああ、ああ、ああああああー」のナンバー。

新演出版からは船のオールを漕がされている…のでしょうか。
あれ、旧演出では何をやらされていたんでしたっけ。

いま気づいたんですけど、この「ああ、ああ、ああああああー」って、
オーバーチュアの「ジャ、ジャーン!」と同じ旋律なんですね。
くぅ、鳥肌。

「ドン」「ドン」というリズムに合わせて、太鼓のようなものを叩いている
看守の謎の行為がいつもツボです。
(あれ何してるんですかね)

「グゥ」「ウウ」などの囚人たちが、もがき苦しんでいる声がよく聞こえ、
繋がれているチェーンが「ジャラジャラ」と鳴る音もハッキリとリアルに。

via: tohostage.com

 

その囚人の中にジャン・バルジャンがいます。
今回バルジャン役は坊主頭です。

 

 

 

誰ですか!
ビフォーもアフターも同じだなんて言ったのはシー!!←

(吉原光夫さんは前回公演から坊主仕様)
特殊メイクで頭に傷がついていたりします。

 

そこにやってくる鎌田誠樹ジャベール。
声色は重厚に、しかし正確に音を刻む鎌田ジャベ。
これは個人的にかなり好みな歌声。

ジャベールの「24653」に反応し、
俺は!「ジャンバルジャーン♪」
と歌うのはヤン・ジュンモバルジャン。

「俺は!」部分は台詞…というか殆ど怒鳴り。
普通に「俺は~ジャンバルジャ~ン♪」と全部歌うよりも熱く感じる。

海外俳優のJOJやラミンやジェロニモと歌い方と同じですね。

ジャベールの手下が執拗にバルジャンを痛めつける。
その都度、顔を歪めながらも
ジャベールを鋭い眼差しで睨みつけるバルジャン。

仮釈放の許可証をバルジャンに差し出すジャベール。
バルジャンは受け取るがジャベールはなかなか離そうとしない。

睨み合ってからようやく手を離すいやらしいジャベール。

少し離れたところからまたバルジャンを見るジャベール。
バルジャンもその視線に気付き、ジャベールを見る。

冒頭から「何度も睨み合う二人」を強調
(前回公演はここまでしつこく睨み合っていなかったかと)

これは後の「対決」シーンも熱くなるな、と期待できるイントロダクションで、
ドキドキワクワクします。

 

 

 

仮釈放  ”On Parole”

ようやくシャバの空気を吸ったバルジャン。この時だけは一瞬表情が緩む。

まずは仕事と、日雇いの野良仕事を始める。また険しい顔つきに。
しかし一生懸命に誰よりも働くバルジャン。

そこに女の子が二人走ってきて、一人転ぶ。
それに気づいたバルジャンは険しい表情のまま、
女の子に近づき手を差し伸べ助けようとする

が、それにいち早く気づいた母親(?)が、バルジャンよりも先に子どもの元へ駆け寄り、
バルジャンから娘を守るようにする。

それとほぼ同時に、「荷物をまとめて出て行け、金なら払ってやるから」と、雇い主。
バルジャンは給金が他の者よりも半分しかないことに抗議するが、
周囲は「オイオイ」と冷ややか

そこに男の子がやってきてコインを落としてしまう。
とっさにそのコインを踏みつけるバルジャン(「仮出獄の紙切れを」云々歌い続けている)。
男の子は「ムッシュー!」と懇願するが、バルジャンは歌い続けていて、
男の子は諦めて行ってしまう。
コインを拾い、「しまった」という顔つきをするバルジャン。

夜、寝泊まりする場所がないバルジャンは宿屋に。
しかし門前払いされ腹を立て乱闘騒ぎとなり、袋叩きに合う。

完全に人間不信に陥るバルジャン。

 

司教  ”Valjean Arrested, Valjean Forgiven”(The Bishop)

そこに司教が現れ、バルジャンの背後から近づき肩に触れる。
バルジャンは歯を剥き過剰に反応するが、両手を「まぁまぁ」のポーズで歌い続ける司教。

この日の司教役は伊藤潤一郎さん
劇団四季の元俳優、「ジーザス」司祭や「ユタ」ゴンゾなど。
めちゃくちゃエエ声で歌います。ウットリ。

ワインやパンの施しをうけたバルジャンは奪い取るようにして無我夢中で貪り食う。
その横でエエ声で歌い続ける司教さま。

バルジャンは「19年の稼ぎの2倍」などと言って銀食器を鞄に入れ始める。
銀食器がぶつかるリアルな音が響く。
「逃げ…タァーーーーーーー!!!!」
と、叫びながら逃げるのですぐに警官や街の住民に捕まってしまう。

ジュンモバルジャンの「タァー」は高すぎず低すぎず、良い塩梅の音域でのロングトーン。

ジャベールのテーマ音楽が流れるがここではジャベールは登場せず。
(他の警官が2名くる)

機転をきかせた司教の手により、またしても助けられるバルジャン。
司教がバルジャンに手渡した”銀の燭台”は鞄に入れず手に持ったまま。
(2013年公演ではすぐに鞄に入れていた)

まるで子どもを撫でるかのように、バルジャンの坊主頭をヨシヨシする司教
バルジャンは何も言えず、震えながらされるままに。

行こうとする司教に震える手で燭台を差し出すバルジャン
司教は振り返るが、優しい眼差しを向けた後、行ってしまう。

 

 

 

バルジャンの独白 ”What Have I Done?” (Valjean’s Soliloquy)

※禁断的見どころシーンその①

ヤン・ジュンモバルジャンの渾身のソロ、
「独白」は、これを聞くだけでもチケット代を払う価値が充分にあります。

非常に熱いです。

常時倍音が発生する魂のダイナミックテノール
是非このナンバーで、全身で体感してください。

この映像でも映っていますが、黄色い紙を破る前に前を向いたまま後ずさりし、
その時に食器や燭台が入った鞄に足が当たります。

見た日は燭台の「カツン」という音がクリアに聞こえた。

ロングトーン中のオケはそれほど全速力ではなく、
割りと普通のテンポに。
(それでも海外公演とくらべると速いが、2013年の超全速力(笑)にくらべると全然ゆっくりに)
これでバルジャン俳優のロングトーンがタップリ堪能できる。

この熱いナンバーでもう涙涙…
メガネ曇りましたわ。

 

第一幕

一日の終わりに  “At the End of the Day”

貧しい民衆たちがワラワラと集まってくるが、前回よりもかなりゆっくりゆっくり来るようなかんじに
今回公演はエコー控えめでこれまで聞き取りにくかった大人数のコーラスが、
かなり聞き取りやすくなった

工場シーンへ。
工場長役は前回公演から引き続き出演の田村雄一さん。
エロさイヤラシさは2割アップ(褒めてます)

工場女と揉めるファンティーヌ。
キャットファイトへ。そこに二階から下りてくるバルジャン(マドレーヌ市長)。

「君が解決しろー♪」と工場長に命令するバルジャン。
ファンティーヌはバルジャンに必死で訴えかけるがバルジャンは二階に上がってしまう。

しかし気になるのか階段の途中で足を止め、2回ほど振り返り様子を伺うバルジャン
でも、行ってしまう。(2013年公演では、振り返りなし)

工場女たちが次々と押し寄せ、ファンティーヌを小突いたり睨んだりしながら通り過ぎる。
その時に脱がされるエプロンや帽子。
ファンティーヌは中央にいたまま。(前回公演では端に追いやられていた?)

工場長の決めセリフは、「この淫売が、出てけ、(失せろ)」
工場長がファンティーヌを舞台奥の方へつまみ出す

 

夢やぶれて  “I Dreamed a Dream”

2013年公演から引き続き出演している、ファンティーヌ役の里アンナさん。
実は初見。

里ファンティーヌは地声歌唱を多用して、
ファンティーヌの壮絶感を際立たせていた。

ファンティーヌの地声歌唱はロンドン公演で見た
シエラ・ボーゲスのファンティーヌを思い出した。

 

波止場(ラブリィ・レイディ) ”Lovely Ladies”(The Docks)

出だし、三人の男たちが「やりたい」云々言うところは下手側で
(前回公演では舞台中央で)

3人目は望遠鏡をアレに見立てて股間にあてがう。

ファンティーヌの最初の客は工場長。工場長と気づいたファンティーヌは「まさか」とつぶやく
コトが済んだ工場長が先に出てくる。女が「あら工場長、靴をはいたままで」と歌う

ということで今回公演では工場長と確定。(これまでは誰なのかハッキリしなかった)
工場長はズボンをカチャカチャしたまま、半笑いで帰っていく

 

ファンティーヌの逮捕  ”Fantines’s Arrest”

工場長にやられてボロボロのファンティーヌ。谷間強調衣裳に。
すると、すぐバマタボア登場。

バマタボアの耳に噛み付くファンティーヌ
血がダラダラ流れる。

バマタボアにボコボコにされるファンティーヌ。
前回は止めに入っていた男マネージャーは今回は止めに入らない(いない?)
ジャベールのテーマが鳴り、今度は本物のジャベール登場。

ファンティーヌはバルジャンの肩口をポンと叩く。これは前回公演と同じ。
海外のようにツバを顔にかける、という描写は日本ではナシ。
でもこれはちょっともの足りないかも。

「ツバを顔に」→「警官がざわめき立つ」→「ジャベールが「待て」する」(自然)
「肩をポンと叩く」→「警官がざわめき立つ」→「ジャベールが「待て」する」(やや過敏)

倒れたファンティーヌをお姫様抱っこするバルジャン
ジャベール付きの警官にお姫様だっこのまま手渡す
お姫様リレー状態

 

馬車の暴走  ”The Runaway Cart”

前回公演よりもあっさりと馬車を担ぎ上げるバルジャン
それに驚くジャベール。

市民に預けていた筈のバルジャンのコートと帽子は、
いつの間にかジャベールの手に

そのコートをジャベールがバルジャンに着せる
帽子も手渡す

慎重な顔つきになるバルジャン。

「やつはきっと白状します」
部分はオケが止まり、ジャベールのアカペラ

捌けるジャベールは、バルジャンの方を振り返ることなく去っていく
(前回公演は遠くから疑わしそうにバルジャンを見る)

 

裁き  “Who Am I?”(The Trial)

オペラ調で歌い上げるジュンモバルジャン。
ここは独白とは違い朗々と歌う。

「24653ー!」のロングトーンはバッチリ決まったが、拍手は起こらず残念。

 

ファンティーヌの死  “Come to Me”(Fantine’s Death)

シーンは病院に。ファンティーヌが寝ている側に映画版のような看護婦が付き添う。
(前回公演はその付き添う人がいたかどうかは失念、いなかったかも?)

駆けつけるバルジャン。
コゼットの妄想を見るファンティーヌの側に。

すぐにコゼットを探そうとして一度は行こうとするバルジャン
その手を掴むファンティーヌ。
バルジャンはまた側に。

「静かに…シー…静かにして」とバルジャン。
バルジャンの胸の中でファンティーヌは息を引き取る。

「ファンティーヌの死」というシンミリとしたシーンではありますが、
このあとすぐにジャベールとバルジャンの対決が始まるのかと思うと、
ワクワクしてしまいます。

 

対決  ”The Confrontation”

※禁断的見どころシーンその②

病院に入ってくるジャベール。手にはジャラリと鎖付きメリケンサック
コゼットを助けるために「三日の猶予を」と言うバルジャン。
「嘘をつけ!」とジャベール。(実際に嘘です)

この”対決”シーンでもジュンモバルジャンは割と朗々と歌い上げる感じ。
対する鎌田ジャベールは完全に威嚇モードで、
低音を響かせながらかなり力強く歌っていた。

ファンティーヌの方を見ているバルジャンの背後から
ファーストアタックを仕掛けるジャベールは、
あっさりバルジャンを鎖で繋ぐが、
すぐにひるがえされ、綱引き状態に

二人とも「24653」「24653」だけでなく、
「ジャベール!」「ジャベール!」と言い合うのが結構ツボ

 

 

 

バルジャンパンチが一発腹に入り、倒れこむジャベールは「グハァ!」と苦しそうに咳き込む。
その時にどっちかわからないが、また「ジャベール!」と。
これには思わず爆笑しそうになるがこらえる(笑)

バルジャンが行こうとすると、またジャベールは襲いかかるが、
またアッサリと倒され、最後には動けなくなって暗転。

ちなみにこのシーンでベースとなる音楽は、
プロローグ「囚人の歌」バルジャンvsジャベールと同じ旋律。
後の2幕、「ジャベールの自殺」手前のバルジャンvsジャベールでも同じ旋律が使われます。
歌い方は後になるほどどんどん激しくなっていきます。

 

 

幼いコゼット  “Castle on a Cloud”(Little Cosette)

リトルコゼットが箒を持って登場。
コゼットを怒鳴りつけるのは、マダム・テナルディエ役の森公美子さん
2013年公演よりも2割増程大きく見えるのは、どうやらリバウンドされたのだそうです。
(前回は結構絞っていらしたもんね)

「あんたなんか引き取らなきゃよかった」云々歌いながら、
机を下ろすモリクミマダムは、重いものを持った時のような声色に変える

「森はこわいわ、行かせないでー♪」と歌いながらマダムに詰め寄る(?)リトルコゼット
マダムはなぜかコゼットを恐れ(?)、後退りをする。

その表情にクスクスと場内。

しかし逆転、「行きな!」と一喝するマダム。
前回公演ではマダムと一緒になって「行きな!」ポーズを取っていた
リトルエポニーヌは今回はやらない。(というか、出てきてもすぐに捌けてしまう)

曲調が変わり、2階(?)で寝ていたテナルディエが「うるせーな!」と言い出す。
1階のマダムと口論に。

 

宿屋の主人の歌  ”Master of the House”

そこに入ってくる客達。
口論をピタッと止め、「いらっしゃーい」と夫妻。
ここって、笑いどころなんですよね?(笑)

汚い店なのにオープンと同時にほぼ満席。
かなりの人気店らしい。

テナルディエ役は萬谷法英さん
結構小柄というか線が細い。ボンバーなモリクミマダムとはデコボコ夫婦か。
だんだんマダムに尻に敷かれていくようになるテナルディエの
小物感が漂っていてキャラに合っています。

のらりくらりと歌いつつも歌唱力があって音程がちゃんと聞き取れる。

客から預かった黄色い鳥(カナリア?)をミキサーにかけるテナルディエ。
今回のマダムは「ああダメーー!」と言うが間に合わず鳥の羽が噴き上がり、
死んだ鳥を悲しんで「エエーン」と泣きべそをかく。
ちょっと優しい一面も見せる。

「レ・ミゼラブル」見始めの頃はこのナンバー大嫌いだった(テナルディエ夫妻のキャラも含めて)
のですが、今ではすっかり大好きになりました。
これってハマっている証拠ですよね(笑)

ラストは夫妻、酒場の客揃って「ハーイ!ハーイ!」とあいの手を入れながら、
ノリノリの踊りで終了。

 

 

 

取引  ”The Bargain”

暗い森の中、重いバケツを引き摺るコゼット。
バルジャンに声をかけられるのと同時ぐらいにバケツをひっくり返す
(前回公演では早い段階でバケツをひっくり返し、泣いている所をバルジャンが発見)

「はい、コゼット」と歌う(名前をバルジャンに言う)コゼット。
バルジャンは「コゼット」とつぶやき、安堵の表情に。

マダムが香水を過剰に振りかけ、
バルジャンはその香水に反応して歌いながら咳き込む、という小芝居あり

取引終了、
バルジャンはコゼットを連れて帰ろうとするときに、テナルディエはバルジャンの鞄を後ろ手に隠す
バルジャンはテナルディエと握手
しかしすぐにテナルディエを捻り上げ、鞄を奪い返す

痛い目にあいながらも1500フランを手に入れた夫妻は、
歓喜しその場セックスを始める。
「久しぶりにやるか」「よーしこい」などの台詞も。

この場面でガブローシュが宿る。(ガブローシュも夫妻の子ども、エポニーヌとは姉弟)

裏切りのワルツ  “The Thenardier Waltz of Treachery”

コゼットに綺麗な服を着せ、人形をプレゼントするバルジャン。
喜ぶコゼット。

しかし二人共あの宿屋(酒場)に居たからか、
テナルディエ夫妻の旋律で歌っている、

という少し不思議な場面でもある。

バルジャンに抱えられ、くるくると回るコゼット。
コゼットの「アハハハ、アハハハ」という笑い方は、
とても自然でした。

 

乞食たち  “Look down” (The Beggars)

時は更に10年経ち、しかしなおも貧困が続く。
「一日の終わりに」と同じメロディーで始まり、その貧困継続が音楽でもわかる。

狂言回しの役割も果たすガブローシュ登場。

エポニーヌは平野綾さん
事前情報では、エポニーヌの髪型が変わったとのことであったが、
平野エポは以前と同じ髪型
今回公演はどうやらエポ俳優によって髪型が違うらしい。

少々クセのある歌い方だが、
エポニーヌとしてはとても好みです。かわいい。

アンジョルラスとマリウス登場。
今回公演でもアンジョルラスの影は薄いが、
後ろに結んだ髪型と、赤色の入った服装でかろうじてアンジョアピール。

アンジョルラスの野島直人さんは結構ガッシリ体型。

マリウスの海宝直人さんは、ザ・マリウス、といった感じ。
甘いマスク、スリムな体型、そしてエエ歌声。

アンジョとマリウス登場時に、
「ウチの娘(エポニーヌ)はあの貧乏学生(マリウス)にお熱」
と歌うので、
エポニーヌがマリウスの事を好きだということがわかる。

 

強奪  ”The Robbery”

エポニーヌはマリウスの本を地面に投げ捨てる
(前回公演では逆さまに読んでいた本を正しい向きに直される)

かなりお転婆なエポニーヌさん。

エポニーヌとじゃれあっている弾みでコゼットと強くぶつかるマリウス。
転んでしまうコゼット。

すぐに駆けつけるバルジャン、
マリウスがコゼットを起こす前に、
バルジャンがコゼットを起こす

パパかなり早いです。

 

ジャベールの介入  ”Javert’s Intervention”

いつものテーマ音楽でジャベール登場。

ジャベール登場で一旦テーマ音楽が鳴り終わるが、
次の歌い出しまで結構間を空ける

間一髪のところで逃げ出すバルジャンとコゼット。

「胸の焼き印がダンナを笑う~」というテナルディエの歌詞が
ここでは結構ツボ。

 

星よ  ”Stars”

※禁断的見どころシーンその③

鎌田誠樹さんのとても力強いバリトン歌唱が響く。
聴いていてとても気持ち良い、爽快な「星よ」でした。
ラストのロングトーンもオケが急ぐことなく、バッチリ合いました。

鎌田さんの歌声はどこかヒーローソングチックというか、
正確な音程を刻むのに、音の最後が若干荒ぶるところがあって、
それがまたとてもカッコいい歌い方だと思います。

 

エポニーヌの使い走り  ”Eponine’s Errand”

昔のコゼットを思い出すエポニーヌの短いアカペラから始まる。

エポニーヌの気持ちに気付かず、手間賃を無理やり払ってエポニーヌを「使い走り」にやらせる、鈍感なマリウス。

 

ア・ベ・セー・カフェ  “The ABC café – Red and Black”

グランテールの「まるでオペラ~♪」のくだりがお気に入り。
しかし基本的に学生たちの会話は全て歌なので、実はこの場面こそがオペラ、だと思ってしまいます。

 

民衆の歌  ”Do You Hear the People Sing?” (The People’s Song)

ガブローシュが「聞け!」「聞け!」と言いながら入ってくる。
だが、全然聞こえていない学生たち。

「黙れー!」でようやく聞く学生たち。

ここの「聞け!聞け!」が本当に全然聞こえないのがいつもツボ。
一生懸命言ってるのに。

民衆の歌が一通り終わり、使い走りに行かされたエポニーヌがマリウスの元へ。

エポニーヌはふてくされて走るのをやめる
マリウスは「エポニーヌ!」と呼ぶ。(行き先(コゼットの家)がわからないので連れて行ってほしい)
仕方なく走り始めコゼットの元へと先導するエポ

(2013年公演までは、「マリウス早く!」と終始エポニーヌが先導していた)

 

プリュメ街  “Rue Plumet”/”In My Life”

※禁断的見どころシーンその④

自宅の庭で一人歌うコゼット。
相変わらず、「そんな感じ~」とギャル風に歌う
コゼットのしょっぱなの歌詞がツボ。

外出先から家に帰ってくるバルジャン。
門を開けて入ってくる。かぶっていた帽子を脱ぐ
(前回公演までは、バルジャンは家の扉から出てくる

自分とパパの、”隠された過去”を知りたいコゼット。
リトルコゼット時代の旋律で歌い、バルジャンに訴えかけるが、
パパ(バルジャン)は「やがて神が教えるだろう」などと言ってごまかす。
コゼットとバルジャンは家に入る。

そこにマリウスとコゼットが登場。
アホなマリウスは大喜びしてエポニーヌとダンス。
エポニーヌは一応そのダンスに付き合うが完全に傷心。

エポニーヌは、「マリウスに求められたら全てをあげたっていい」と歌う。
突拍子もないような歌詞にも思うが、
それほど好きで好きでたまらない、ということであり、
テナルディエ家で育った環境が、
不器用でありながらストレートな思いとして現れているのかも。

 

心は愛に溢れて  “A Heart Full of Love”

※禁断的見どころシーンその⑤

マリウス壁からバルジャン宅の庭に侵入。
2階に居るコゼットがマリウスに気づいて庭に出てくる。

ここのコゼットが庭に下りてくるまでは
今回はちょっと長め…です。多分
(以前はもっと早く出てきたような)
マリウスはずっと歌っているので、時間配分的には同じですが。

「マリウス・ポンメルシー」
「コゼットですー」

自己紹介も終わり見つめ合い、手をつなぎあいながら歌い続ける二人。

門ごしにその様子を見つめる哀しいエポニーヌ。

 

 

 

三重唱ラストでマリウスとコゼットはキス。
その後二人手をつないでどこか庭の奥の方へ(何をしに?)

エポニーヌはひとりぼっちで超寂しい。マリウスのアホー!

 

プリュメ街の襲撃  “The Attack on Rue Plumet”

※禁断的見どころシーンその⑥

バルジャンの家の庭に進入する、テナルディエとその一味(全部で5人)

泥棒の中でやたらデカイ声で歌うのが一人
テナルディエに殴られ(声が大きいので)、「あーー!」と悲鳴をあげる

しかしどんどん声が大きくなっていく一味

(前回公演まではデカイ声で歌わず、全員ヒソヒソ声でした)

エポニーヌは必死に立ちふるまい、泥棒たちから
なんとかバルジャン宅を(マリウスを)守ろうとする。

「爺さんと娘、ケチな暮らしさ」の「ジイ!!さんと」の「ジイ!!」を強調して歌うエポ。
わざと大きな声を出して、バルジャンやマリウスに気づいてもらおうとする必死なエポ。
(エポニーヌがこの部分を強調して歌うのは2013年公演から)

でもバルジャンはまだ気づかなくて家の中だし、
マリウスはコゼットと裏でまだ何かをしている。(アホー!)

いよいよ一味が家に手をかけ始めたところでエポニーヌは大きな悲鳴をあげる。

慌てて逃げ始める泥棒たち。
テナルディエにボコボコに殴られるエポニーヌ。
エポニーヌは庭に倒れこみ、テナルディエは逃亡。

そこにマリウスとコゼットがようやく出てくる。

倒れたエポニーヌを起こそうと駆け寄るコゼット
コゼットとエポニーヌはお互い見つめ合う

何もわかっていないマリウスはコゼットにエポニーヌを紹介(爆)、
暫く見つめ合うコゼットとエポニーヌ。
そしてマリウスはエポニーヌを引っ張るようにして門の外に出て隠れる。

「どうしたー悲鳴を聞いたー道でわめきあうー声ー!」
と、やたらオペラ調で歌いながら庭に出てくるバルジャン。

ジュンモさんがまたやたらエエ声で歌うので、ここも相当なツボ。

ジャベールが追いかけて来たと勘違いしたバルジャンは、
すぐに引っ越しを決意。コゼットを再び家の中に。

そのタイミングでマリウスとエポニーヌが走り去る。
その影に気づいて、門の外を慎重に伺うバルジャン

このナンバーは2013年に較べて相当パワーアップしています。
元々大好きなシーンだったのですが、音楽の疾走感とか、
エポニーヌの大活躍とか、マリウスとバルジャンのアホぶりが
もうたまらんです(笑)

 

ワン・デイ・モア  “One Day More”

1幕ラストナンバー、

コゼットが遠くへ行ってしまうことを知ったマリウスは葛藤。
アンジョルラス率いる学生チームに参加するか、
それともコゼットを追いかけるか。

「私は、戦おうー!」と、学生チームに再び加わることを宣言。
傷心のエポニーヌはようやく立ち直り、学生たちの行進に参加する。

一人、離れたところで十字を切るジャベール。

ベランダからその様子を見ているテナルディエ夫妻は、
馬鹿にしたようにゲラゲラと笑っている。

この日は「あいつ祈ってるよ」とばかりに十字を切ったジャベをまねて、
やたら笑っていました。

ジュンモバルジャンの「明日はー」は、やはりよく響きます。

ガブローシュ用に今回から小さいフランス国旗が登場。
ガブローシュはその旗を振ります。

キャスト全員の大合唱で一幕は終わりです。

 

次の記事はこちら!

【観劇レポ】『レ・ミゼラブル』プレビュー公演、2015年4月16日(2幕編) | ジュンモバルジャンのBHHは一聴の価値大あり

 

 

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